HOME  <  ハンドルおおさか

ハンドルおおさか

ハイヤー・タクシー・観光バス労働者の新聞

過去のトピックスのトップへ

詳細記事

JAL不当解雇撤回闘争に光明
2016/10/05

解雇前の不当労働行為確定


 日本航空が東京都労委・地裁・高裁の決定や判決を不服として上告していた不当労働行為事件について、最高裁は9月23日に上告を棄却しました。
 2010年11月16日、整理解雇に反対し真摯な労使交渉を求めてスト権投票を行なっていた乗員組合とキャビンクルーユニオンに対して、当時の経営を担っていた管財人らが労使交渉で「スト権を確立したら支援機構からの3500億円の出資はできない」と発言。都労委・地裁・高裁とも不当労働行為として日航を断罪しましたが、上告棄却で不当労働行為が確定しました。
 この不当労働行為事件の後、165人の整理解雇が強行され、現在も職場復帰を求めて争議が続いています。