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泉佐野市職労 支援共闘会議第2回総会
2016/12/06

泉佐野市職労 支援共闘会議第2回総会 団結ガンバロー三唱で総会をしめくくる支援共闘のなかま

分断攻撃に負けない


 泉佐野市役所では2011年に千代松大耕市長が就任して以来、維新型の公務員バッシング・労働組合への攻撃と、それに対する泉佐野市職労のたたかいが続いています。11月30日には支援共闘会議の第2回総会と激励会が同市内で開かれ、「職場と地域に民主主義を取り戻そう」と決意を固めあいました。

 千代松市長は職員基本条例(相対評価制度を導入、下位職員は分限免職の対象に)を労使協議をほとんど行わないまま議会上程したのを皮切りに、賃金・労働条件を改悪する条例案の上程、長年無償で貸与してきた組合事務所の使用料徴収、組合費のチェックオフ手数料徴収、さらにはチェックオフ中止などを、一方的に通告・強行してきました。
 泉佐野市職労は大阪府労働委員会に6件の救済申立てを行い、同委員会は「組合との合意形成を図らないまま、議会に上程して可決成立させたのは、団交拒否及び支配介入」などとして6件全てを不当労働行為と認定。千代松市長はこれを不服として大阪地裁や大阪高裁で争い続けています。

労使交渉で解決めざす

 30日の総会で泉佐野市職労・昼馬正積委員長は支援の謝辞を述べるとともに「本来誰もできない明白な法違反を千代松市長はツイッターで『誰もしてこなかった公務員改革』とうそぶいている」「裁判所でどんな判決が出ても結局は労使に話が戻ってくる。労使のことは労使で解決しろと千代松市長に訴えていく」「千代松市長は職員の間に格差をつけて分断し、職員を悪者に仕立てあげて住民との分断も図ってきた。これらの攻撃に負けずに市民の皆さんと協力しあいながら千代松市政を変えていく」と決意表明しました。