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安倍政権打倒・維新型政治打破めざし第88回大阪メーデー
2017/05/16

安倍政権打倒・維新型政治打破めざし第88回大阪メーデー 集会の最後に「大幅賃上げを行え」「8時間労働を守れ」とシュプレヒコール(5月1日、扇町公園で)

個人の尊厳守り抜こう


 改憲と戦争する国づくりに突き進む安倍政権打倒・維新型政治打破、誰もが安心して働き暮らせるルールの確立をめざして第88回大阪メーデーが5月1日に開かれ、会場の扇町公園には4500人が集結。大阪地連のなかまも「共謀罪反対!」「森友疑惑の真相を究明せよ!」などと声を張り上げました。

 主催者あいさつを行なった川辺和宏実行委員長(大阪労連議長)は、安倍政権の“戦争する国づくり”を許さず、立憲主義を守るたたかいが広範な人々の共同・共闘によって引き続き前進し、政治の流れを変える大きな力になっていると強調。「維新の会がカジノ特区や副首都構想、またもや住民投票をもくろむ中、到達と教訓をふまえ、安倍政治ノー、維新政治ノーの壮大な流れを飛躍させよう」と呼びかけました。
 「決意表明」では大阪医労連、府民要求連絡会、自由法曹団の代表が登壇。
 自由法曹団大阪支部・小林徹也幹事長は、憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される」の「個人」という文言が、自民党改憲草案では「人」に変えられていることに触れ、「安倍政権はいま、多様な個性を持った人間をつぶし、政府に服従する“人”という名の作業ロボットをつくろうとしている」「市民を思い通りに操縦するために共謀罪をつくろうとしている」と指摘し、「安倍政権が嫌がる、言うことをきかない、面倒くさい市民になろう」と呼びかけました。