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第90回大阪メーデー
2019/05/15

第90回大阪メーデー 「ソフトバンク・楽天は公共交通を破壊するな」と横断幕でアピールする自交総連のなかま

労働者の権利守れ


 「8時間働けば普通に暮らせる社会」の実現めざして第90回大阪メーデーが5月1日に開かれ、会場の扇町公園(大阪市北区)に3500人、府下各地15か所の地区メーデーを合わせて7千人が集結しました。

 実行委員長あいさつを行なった大阪労連・菅義人議長は「安倍政権は憲法改悪策動を強め、戦争する国づくりを進めながら“働き方改革”の名で労働者保護法制を破壊し、大企業本位の経済政策に従属させようとしている」「大阪では維新がすでに否決された大阪都構想を蒸し返し、万博を隠れ蓑にカジノ誘致を進めようとしている」と指摘。「7月の参議院選挙では市民と野党の共闘を拡げ、安倍政権と維新勢力を退場に追い込む確かな流れをつくり出さねばならない」と訴えました。
 副実行委員長の大阪自治労連・荒田功委員長は、「労働者の権利は、政府や大企業が与えてくれたものではない。産業革命以来、250年にもわたり労働者がたたかい勝ち取った成果だ。しかし、いまもなお“儲かりさえすればいい”という新自由主義のもとで多くの労働者が酷使されている。大企業と一体となって労働法制を改悪する安倍政権に対し、満身の怒りをもって“8時間働けば普通に暮らせる社会をつくれ”と声をあげ続けよう」と呼びかけました。