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喫緊課題は改善基準
2014/01/06

喫緊課題は改善基準 大阪地連バス部会 会長 服部 一弘

 バス部会の14年度の運動の方向性は、大きく二つの柱に基づき進めたいと考えています。
 その一つは昨年8月、バスの重大事故を踏まえて、「交替運転者の配置基準」が示されましたが、その内容は回送距離を含まない1日実車600キロと長時間・長距離運転を容認し、安全を担保できるものとはなっていません。
 「改善基準告示」によって、拘束時間規制がありますが、過労死認定基準以上の時間外労働を認め、労働環境改善のための実効性が伴っていません。この「改善基準告示」を過労死認定以下に改定し、法制化することが喫緊の課題です。
 次ぎに組織拡大。各職場で組合員全体での働きかけが重要。「ハンドル」やバス部会発行のビラなどを活用し、組織外のバス労働者に働きかけることにも力を注がなくてはなりません。