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大阪地連第74回中央委員会ひらく
2017/02/15

大阪地連第74回中央委員会ひらく ガンバロー三唱で中央委員会を締め括る大阪地連のなかま

働く者の権利守る17春闘


 大阪地連は2月7日、第74回中央委員会を国労大阪会館で開き、「白タク合法化ストップ 職場権利の確立 安倍政権・『維新』の暴政打破 2017春闘」と位置付けてたたかうとする春闘方針を満場一致の賛成で決定しました。

 あいさつを行なった福井委員長は、白タク合法化に対する事業者の危機感が薄く、減休車が進まない上に前近代的な搾取が横行している実態を批判。「事業者はこの産業と労働者の暮らしを守る気があるのか」「労働条件の改善なくして白タク合法化反対の運動は成就しない」と強調しました。
 大阪労連・菅事務局長と自交総連本部・石垣副委員長(宮城地連書記長)が来賓あいさつ。菅氏は「安倍政権が“兼業・副業のススメ”を言い出した。ライドシェアもその一環」「雇用契約ではないので労働基準法の適用対象外にされる。利用者にとっての安心・安全だけでなく働く者の安心・安全も担保されない。絶対に許してはならない」と警鐘を鳴らしました。
 石垣氏は、「地方で鉄道やバスが撤退する中で、タクシーで地域住民の足を守ろうという自治体が増えている」「我々がもっと力をつけて大きな組織になれば、やれることはたくさんある。この春闘が地域を良くしていくことに直結する」と力を込めました。