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北東地協 悪政、ライドシェア白タク合法化問題など
2017/10/05

北東地協 悪政、ライドシェア白タク合法化問題など 福井議長の挨拶を聞く幹部たち

どの運動も負けられない


 北東地区協議会(福井勇議長)は9月18日午後、浪速区の自交会館で2017年度総括会議をひらき1年間の運動総括や同決算及び18年度の役員体制を提案し、原案通り全会一致で承認されました。

 午後1時、新子副議長(高槻労組)が司会を務め、主催者を代表し福井議長は、堺市長選挙やライドシェア白タク合法化阻止の運動に奮闘している組合員に対し謝辞を述べた後、「どちらも絶対に負けられないたたかい。大阪地連が提起する運動に今後とも大同団結して乗り越えていこう」と語気を強め呼びかけました。

市民の注目度が低い

 そして、同議長は「ライドシェア・白タク合法化は、私たちの職場が奪われる問題なのに、職場では管理職も含め危機感が感じられない。宣伝行動は大阪タクシー協会や労働5団体が共同して闘争するところまできているが、市民の注目度はまだまだだと感じている。来年度はこうした問題を解消させて飛躍的に運動がすすむようがんばっていきたい」と決意を語りました。

なみはや争議が終結

 最後に、「なみはや争議は結成当時から自身としても関わり、争議になってからは北東地協としても全面的に支えてきた。裁判上の和解から時間がかかったが9月の支払いで争議が事実上すべて終結した、このことが報告できる段階に至った。本当に大変な状況を何度も迎えながらの勝利終結である。9月26日に自交会館で勝利報告集会を開催するのでみんなで喜び合いたいと思う」と述べ、感無量といった表情を浮かべあいさつしました。
 その後、庭和田地協担当が17年度運動総括や同会計決算を提案後、片岡会計監査(大商労組)が決算報告を行いました。ひきつづき庭和田担当が18年度の役員体制(議長・福井勇、副議長・新子拓也、会計監査・片岡邦和各氏)を提案。
 質疑応答の後、議案採決が行われ、原案通り全会一致で承認されました。
 学習会では、「永遠なる平和を」と題したDVDを鑑賞後、労働運動の原点・平和運動について意見交換し、最後に福井議長の発声で「団結がんばろう」を三唱し閉会しました。