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ライドシェア合法化阻止市民宣伝 新大阪・大日・寝屋川市・枚方市
2019/09/05

ライドシェア合法化阻止市民宣伝 新大阪・大日・寝屋川市・枚方市 新大阪駅のタクシープールで白タク合法化阻止宣伝に奮闘する大阪、京都両地連のなかま(8月27日)

危険な白タク解禁許すな


 自交総連大阪地連(福井勇委員長)は8月27日、新大阪駅、大日駅、寝屋川市駅、枚方市駅で「危険な白タク・ライドシェア合法化阻止」市民宣伝と組織拡大宣伝に取り組みました。宣伝には京都地連のなかまも駆けつけました。

 各駅頭で宣伝のマイクを握った福井委員長は、「昨年、中国でライドシェア運転者によるレイプ殺人事件がたて続けに2件起きた。ライドシェアはその危険性から禁止、規制に向かっているのがいまの世界の流れだ。にもかかわらずソフトバンクの孫正義氏は、白タクを法律で禁じている日本を『バカな国』という」「ソフトバンクグループは世界のライドシェア企業に150億ドルもの出資をしている。孫氏がライドシェア解禁を求める本当の理由は、出資額に見合う金を儲けるためだ」と指弾し、「私たちは安心・安全・快適な地域公共交通を守るため、危険な白タク・ライドシェアの合法化を絶対に認めるわけにはいかない」と力を込めました。

安全な公共交通守れ

 大日駅でマイクを握った京都地連・浅井大二氏は、ライドシェア企業が過疎地域の自治体に自社のアプリを売り込む動きについて、「住民の移動の権利を保障するために行政が考えるべきことは、危険なライドシェア導入に走るのではなく、安全な公共交通機関をどうやって維持していくか」「公共交通はつぶれたら元に戻らない。白タクが解禁されたらライドシェア企業は儲けにならない過疎地を切り捨てる」と警鐘を鳴らし、運動への理解と協力を訴えました。