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北東地協 白タク闘争に首長選主体的な役割果たした1年
2019/09/15

北東地協 白タク闘争に首長選主体的な役割果たした1年 北東地協の1年を振り返り挨拶する福井議長  北東地区協議会(福井勇議長)は9月8日午後、関西中央交通労組(城東区今福南)事務所で、19年度北東地協総括会議をひらき、同地協加盟単組代表者ら17人が参加しました。
 主催者を代表し福井議長は10月1日から実施される運賃改定について「消費税だけが転嫁される結果になった。先んじて東京で距離短縮値上げ運賃が実施されたが、大変な状況になっている事業者が少なくない。大阪は先送りになったが、乗務員は運賃競争に巻き込まれたくないというのが思いだ」と指摘。
 つづけて「所管省庁の権限を飛び越えて内閣府から物言いがつく、国・政府はいかなる手を使っても自分たちの思い通りにやる。今回の件でも自交労働者を救える政治の必要性がはっきりした。19年度は白タク闘争、首長選挙の繰り返しの1年だったが、大阪地連の要請にも北東地協は積極的に応え主体的な役割を果たせた。今後とも団結してがんばっていこう」と語気を強めました。
 庭和田担当が、19年度運動総括案、同決算報告、20年度役員体制(福井、荒木、庭和田)案を提案後、19年度監査報告を片岡(大商ユニオン)監査が報告し、全議案とも全会一致で承認されました。
 単組報告で、関空リムジン労組の三野委員長は「8月31日にやっと団交が行われた。欠勤控除や各種手数料問題などお互いの意見を交わし、年休継続問題は善処する姿勢をみせるとともに、運賃改定時のノースライドとアプリを入れるつもりはないと言及した」と報告しました。