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危険な白タク・ライドシェア合法化阻止
2019/10/07

危険な白タク・ライドシェア合法化阻止 宣伝に奮闘する大阪地連・吉田副委員長と松下書記次長(和泉府中駅で)

労働者奴隷化許すな



 自交総連大阪地連(福井勇委員長)は9月24日、南海難波駅・堺東駅・泉大津駅・JR和泉府中駅で「危険な白タク・ライドシェア合法化阻止」市民宣伝と組織拡大宣伝に取り組み、市民や待機中の乗務員に運動への理解と協力を呼びかけました。
 各駅頭で宣伝のマイクをにぎった吉田副委員長は、ライドシェア大手・ウーバーが展開しているフードデリバリー(飲食店の出前)アプリ「ウーバーイーツ」について、「配達員は個人事業主として扱われるが、配達依頼に対する諾否の自由はないに等しい。応答率が一定の水準を下回るとアプリの利用停止、あるいは登録抹消される」「配達員はウーバーや飲食店に対して報酬や配達料金について交渉することができない。依頼を受けた後は時間的・場所的に拘束される」「配達員は従属的な立場なのに労働者としての法的保護がない。交通事故に巻き込まれても労災保険は適用されず、休業補償も出ない」などの問題を指摘し、「白タク・ライドシェアが合法化されたら同じことが起こる」と警鐘を鳴らしました。
 松下書記次長は「海外のライドシェア企業に巨額出資を行い、白タク合法化を要求しているソフトバンクや楽天、そして『雇用によらない働き方』を推進する安倍政権の狙いは労働者の奴隷化だ」と訴えました。