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大阪労連第52回評議員会 21春闘方針決まる
2021/01/25

大阪労連第52回評議員会 21春闘方針決まる

公助の強化めざす


労働者犠牲ではなく社会全体の支えあい
コロナ禍だからこそ賃金大幅引き上げを


 大阪労連(菅(かん)義人議長)は1月16日、第52回評議員会を大阪市天王寺区で開き、「2021年国民春闘方針」を満場一致の賛成で決定しました。
 同方針では「4つのつくる行動」として「コロナ禍だからこそ賃金大幅引き上げ・底上げで、誰もが人間らしくくらせる『生活をつくる』」「安定雇用と労働時間規制で人間らしく『働くルールをつくる』」「いのちがまもられ安心してくらせる『医療・社会保障と公共体制をつくる』」「改憲を阻止し、『憲法がいかされる社会をつくる』」を提起。
 議案提案を行なった嘉満(かま)事務局長は、菅(すが)政権が「自助」を強調し、「デジタル化など新自由主義改革の再強化を打ち出している」と指摘し、「私たちがめざすのは労働者犠牲ではなく公助の強化、社会全体で支えあってのコロナ危機打開」と強調しました。