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本流逆流(2月5日付コラムより)
2021/02/05

 緊急事態宣言が出され、夜の街は閑散として22時以降は人が歩いていない。電車にも人が乗っていない。実際に22時台にお客さんを乗せて次は3時まで粘るも1回も乗せることが出来ずに時間切れで入庫といったことも珍しくなく、まさに夜は地獄だ。
 昨年は、安倍政権の無能ぶりをいやというほど思い知らされたが、今年は菅首相に泣かされっぱなしだ。国民の生活や命よりも自民党重鎮の顔色を優先しているようでは、この国の政治は終わっている。
 そして、連日テレビに出まくって“やってる感”アピールに精を出す東西の首長。東京の小池都知事もそうだが、やっぱり維新・吉村大阪府知事は酷い。いつもチヤホヤされているからか、記者会見の時の顔が半笑いを浮かべ悦に浸っているようにしか見えない。
 1月4日には「感染拡大は抑えられている」と強気の姿勢を見せていたが、3日後には新規感染者が600人を超え、慌てふためいている。そもそも維新がコロナ対策よりも都構想の住民投票を優先した結果だ。都構想が頓挫すると間髪入れずに条例で大阪市の財源をむしり取ろうとする。テレビに出る暇があったら本来の仕事をしろと言いたい。