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大阪労連第56回定期大会ひらく
2021/09/15
ガンバロー三唱で大会を締めくくる大阪労連のなかま(9月4日、Zoom画面)
命守る政治に変えよう
大阪労連(菅(かん)義人議長)は9月4日、第56回定期大会をオンラインで開催し、「市民と野党の共闘を後押しし、私たちの要求が実現する政治に転換するために全力をあげる」などとする22年度運動方針を決定しました。
あいさつを行なった菅(かん)議長は「菅(すが)首相の身勝手な政権投げ出しは、アベ政治に続き“スガ政治を支持しない”という世論に抗しきれない、独善と楽観の末路」「国民の命をないがしろにする自公政権と、維新の会などこれに追随する政治勢力や政策を続けさせるわけにはいかない。菅首相の退陣でリセットにはならない」と訴えました。
議案提案を行なった嘉満(かま)事務局長は、「コロナ禍が多くの命を奪い、労働者・国民の暮らしと雇用を困難に陥れている。強い者だけが報われ、あらゆる分野を市場にゆだねる新自由主義、不公正な経済運営のもとで社会基盤が脆弱(ぜいじゃく)化し、“危機対応喪失社会”をもたらした」と指摘。「誰もが人間らしく生きることができる社会へと転換できるのか、せめぎあいの情勢」と強調し、「選挙で国民のための政治を取り戻そう」「政治を変えて生活を改善しよう」と呼びかけました。