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ハンドルおおさか
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日本政府は世界の流れに逆行するな
2023/09/06
高校生が核兵器をなくす1年の活動を報告すると会場の参加者らが拍手で讃える(8日、閉会総会で)
核兵器禁止条約を批准せよ
未来を見据え若者が躍動
8月7日に開催された原水爆禁止2023年世界大会・長崎の開会総会冒頭、「G7広島サミットにおいて核兵器の使用を前提とした核抑止力強化を盛り込んだ宣言が出されるという危険な情勢が進行する下での開会となりました。一方2021年に発行した核兵器禁止条約への署名は92か国、批准は68か国まで拡がっています。日本国内では核兵器禁止条約への参加を日本政府に求める意見書採択が661議会に上りました。核兵器の全面禁止廃絶を求める声は世界の流れです。被爆者とともに核兵器のない平和で公正な社会、人類と地球のためにをテーマとする世界大会を成功させ、被爆地から市民社会の真の声を世界に発信する」との呼びかけが行われました。
世界の市民や政府代表、被爆者、反核平和団体、各地で活動する高校生らの代表が、核なき世界の実現に向けた取り組みを報告。被爆者2世の鈴木史朗長崎市長や日本原水禁被爆者団体協議会代表委員の田中重光さんが自身の体験を交え被曝の実相を語りました。
台風6号の影響を受け閉会総会が8日午後に行われるなど、慌ただしい世界大会となりました。