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一日往復540キロ 余裕のない運行実態
2014/10/06

一日往復540キロ 余裕のない運行実態 待機中の乗務員にリーフレットを渡すバス部会のなかま(9月30日)

〈バス部会〉新大阪駅で宣伝行動


 大阪地連バス部会(服部一弘会長)は9月30日、毎月定例のバス乗務員に向けての早朝宣伝行動を新大阪駅で行いました。
 駐車中の観光バスのほとんどが、会員募集のツアーバスと、温泉宿泊地の定期送迎バスでした。定期送迎のバス乗務員は「一日往復540キロ走っているが、遅れが生じると現地着発で食事もとれない」と昨年8月から実施されたワンマン運転の上限ぎりぎりでの業務で、余裕のない運行実態が明らかになりました。
 これは氷山の一角で、日帰りツアーでは1日の拘束時間が16時間ぎりぎりで、渋滞などがあれば「改善基準」の制限を超える行程が多く組まれています。
 バス部会は「改善基準」の問題について解説し運動への参加を呼びかけるリーフレットを作成し、この日も配布しました。