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《バス部会》2015年も毎月宣伝
2015/01/05

《バス部会》2015年も毎月宣伝 バス部会は毎月定例の宣伝行動を継続(写真は9月30日)

安全破壊する運賃競争
新公示運賃を遵守せよ


 バス部会は12月5日、新大阪駅で貸切バス乗務員に向けての宣伝行動を行いました。この行動は毎月1回、継続して取り組んでいるもので、各職場の労働実態や、昨年4月に改正された新公示運賃(=運転者の急性疾患による事故が相次いだことから労働条件改善を目的に改正)の適用状況などを聞き取り、運動に活かしています。
 今回も乗務員からは「会社が大手旅行業者に19%のバックマージンを支払うと言っていた」とか、「大手旅行業者がバックマージンの上乗せを要求している」などバス事業者と大手旅行業者の力関係を示す証言があり、安全をないがしろにする不当な運賃競争が現在も続いている実態が明らかになりました。
 乗客の「安心・安全」を担保するには乗務員の健康と安心して働ける労働環境が必要ですが、バス乗務員は不規則勤務で平均労働時間が年間2500時間以上と過労が常態化しています。自交総連は過労死認定基準以下への労働時間短縮と、そのためのコストを担保する適正運賃を求めています。