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〈バス部会〉年末宣伝で運転者と対話
2018/01/31
待機中の運転者にビラを配布するバス部会のなかま(12月26日、大阪城公園で)
「仕事減ってきてる」
不当労働行為も横行
大阪地連バス部会(服部一弘会長)は12月26日、大阪城公園駐車場で待機中の貸切バス労働者に向けて組織拡大宣伝行動に取り組みました。
午前11時、年の瀬が押しせまる時期にもかかわらず20台近くのバスが駐車していました。インバウンド(外国人旅行者)専業の会社が多く、その中の1台の運転者は「仕事が減ってきている」「オリンピックまで仕事量は流動的」と話しました。
また、「2年前に賞与が50万円出たことがあったがそれ1回きり」「数年前に同僚と労働組合を立ち上げようとしたこともあったが会社の圧力で立ち消えになった」とも語った運転者に、バス部会のなかまは「自交総連に加盟し、団結の力で圧力をはね返そう」と呼びかけました。
宣伝に参加したなかまは「受け取ったビラを熱心に読んでいる姿を見て、運転者が自分の労働実態を振り返ったり、まともな労働運動に接する機会がまだまだ少なく、宣伝の重要性と必要性を感じた」と話しました。