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18年総括&学習 バス部会 安全の後退招く重大事故の風化
2018/09/18
バス部会 新会長に押谷正氏を選出
大阪地連バス部会(押谷正会長代行)は8月31日、自交会館で2018年度総括会議を開催。18年度の運動総括と同決算報告などを原案通り承認し、バス部会会長に押谷正氏(中央交通)を選出、同事務局長に山本雅広氏(大阪はとバス)の再任を承認しました。
新任あいさつで押谷会長は「昨年8月に突然、中央交通は東京の日の丸自動車に譲渡された。労働条件は引き継がれたが油断できない。このような譲渡や破産・廃業はいつ起こるかもしれないのが今のバス業界」と述べ、バス部会のさらなる団結と組織拡大を呼びかけました。
総括では山本事務局長が「バス部会は32年前の長野県犀川事故を教訓に、長時間労働や過労運転をなくす運動を継続している。事故の背景にある『改善基準告示』違背や法違反、新公示運賃以下の運賃などを告発し、改善を求めてきたが行政の腰は重い。重大事故を風化させてはならない」と指摘し、運動の前進に向けた決意を語りました。