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低運賃に手数料問題を抱え疲弊するバス業界変えよう
2019/09/25
バス部会(押谷正会長)は9月13日午前、自交会館で2019年度総括会議をひらき、同年度活動総括、決算・監査報告と20年度役員を原案通り承認しました。
主催者あいさつで押谷会長は、「海外からの観光客が年々増えているが、ここ数年観光バスを使う団体客が減りインバウンド需要にも陰りが見え、観光地の現場でも指摘されている。また、内需が改善されず、観光バスを使った国内旅行も低迷し、とくにガイドを伴う旅行が激減している」と指摘するとともに「仕事を得ようと安売りするインバン事業者も少なくなく、さらに旅行業者の手数料・キックバック問題も実態として一向に改善されず、業界は疲弊している。こうした現状を変えるため、全国バス部会と連携し国土交通省に要請していきたい」と決意を語りました。
来賓あいさつで、大阪地連の庭和田書記長は「バス部会はこの一年、様々な要因が重なり宣伝行動ができないなど運動が停滞しているが、そうした中でも行政交渉や平和運動など継続できた。次年度はタクシーのなかまと連携し宣伝行動など強化してほしい」とエールを送りました。