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自動運転バス また事故
2021/09/06
パラリンピック選手村で選手負傷
各報道によると東京パラリンピック選手村で8月26日、横断歩道を渡っていた視覚障害のある選手と自動運転の巡回バスが接触。選手は頭と両足を打ち、約2週間のけがを負いました。
車両を提供・運営するトヨタ自動車の豊田章男社長は27日夜、自社のオンラインサイトで謝罪。豊田社長の説明によると、事故はT字路を右折中のバスが横断歩道の手前で一時停止をした後、車内にいたオペレーターが安全確認をした上で手動操作で発進した直後に起きたといいます。
大会組織委員会はバスの運行を事故後中止していましたが、手動に切り替えた上で31日午後から再開しています。
自動運転バスの社会実験は各地で人身事故が相次いでいます。豊田社長は自動運転技術について「普通の道を普通に走るのはまだ現実を帯びていない」と語りましたが、そんな車をパラリンピックの選手村では走らせてもよいと考えた組織委やトヨタを厳しく追及しなければなりません。