HOME  <  タクシートピックス

タクシートピックス

更新情報・ニュース

過去のタクシートピックスのトップへ

詳細記事

2017年春闘勝利! 3・16大阪総行動
2017/03/28

2017年春闘勝利! 3・16大阪総行動 「白タク合法化阻止」宣伝行動に奮闘する大阪地連のなかま(3月16日午前、新大阪駅で)

白タクに道開くな


 大阪春闘共闘・大阪労連(川辺和宏議長)は3月16日、2017年春闘勝利をめざす最大の取り組みとして宣伝や集会・デモなど「3・16大阪総行動」を大阪府内で終日展開、「大幅賃上げと安定雇用で景気を回復しよう!」などとシュプレヒコールの声を張り上げました。また同日午前、自交総連大阪地連(福井勇委員長)は同行動の一環として「白タク合法化阻止」宣伝行動に取り組み、新大阪駅・大阪駅・阪急梅田駅・南海難波駅でライドシェアの危険性、白タク阻止運動への理解と協力を訴えました。

 新大阪駅での「白タク阻止」宣伝でマイクを握った大阪地連・福井委員長はライドシェアについて、「運転者は“いつでも好きな時に働くことが可能”というのが新経済連盟のうたい文句だが、労働者の空き時間をシェアするのがライドシェア」「運転者が本業のかたわらで十分な休息や睡眠もとらずに乗務するのは想像に難くない」と指摘。「危険なライドシェアを許せば、利用者・国民が多大な犠牲を払うことになる」と訴えました。
 さらに福井氏は「私たちは既得権を守るために運動しているのではない」として、自交総連が実現をめざしている「タクシー運転免許構想」を紹介。「地理や接客などサービスの質を高めることで利用者から喜ばれ、私たちの地位も労働条件も上がる」「私たちは地域公共交通としての安心安全を守るために今後とも運動を進めていく」とアピールしました。

白タクが無法地帯で

 難波駅での宣伝でマイクを握った庭和田書記長は、レンタカー利用者に運転者をマッチングする「ジャスタビ」について、「有料で人を輸送しているにもかかわらず、その安全性について国交省も経産省も“我々の所管ではない”と言っている。無法地帯で白タクに道を開くようなものだ」「ジャスタビの先にあるのがライドシェア。安心安全をおざなりにしながら利益を追求する輩を許してはならない」と力を込めました。