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労働条件改善 白タク合法化阻止 規制強化求め「2・1怒りの行動」
2018/02/06

労働条件改善 白タク合法化阻止 規制強化求め「2・1怒りの行動」 横断幕を掲げ「住民の足を守る公共交通の充実を」と訴える大阪地連のなかま(2月1日、中央区で)

新たな規制緩和許さない


 タクシーの規制緩和から丸16年となった2月1日、全国の自交総連統一行動として大阪地連(福井勇委員長)も近畿運輸局前(中央区)、新大阪駅、大阪駅、阪急梅田駅、南海なんば駅で労働条件改善、白タク合法化阻止、規制強化を求める宣伝に取り組みました。
 近運局前での宣伝でマイクを握った福井委員長は「タクシー産業は規制緩和で運転者の労働条件が際限なく下がり、生存権が脅かされ、ノルマ最優先で事故も増え、利用者の安心・安全が損なわれている、惨憺(さんたん)たる状況だ」「命を守るための法律や規制を強化することはあっても緩和することは許されない」と強調。
 また国家戦略特区でのライドシェア提案について「交通空白地対策を足がかりに、一部の企業の利益のために法律を曲げて白タクを合法化しようとするもので、利益最優先で採算のとれないものは切り捨て、利用者の安全は二の次、三の次だ」と批判しました。