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自交本部が第40回中央委員会
2018/02/06

自交本部が第40回中央委員会 あいさつする自交本部・高城委員長

最大限の力で白タク阻止


 自交総連本部(高城政利委員長)は1月23〜24日、第40回中央委員会を東京都内で開き、白タク・ライドシェア合法化阻止に「最大限の力を集中」「他労組、あらゆる団体・個人との共同の発展をめざしてとりくむ」などとする2018年春闘方針を全会一致の賛成で決定しました。

 あいさつに立った高城委員長は、安倍政権の「働き方改革」について、「“雇用によらない働き方”を強調して、労働者を個人事業主に置き換え、労働法の保護から外そうとしている。ひいては労働者を守る労働組合も弱体化させようとしている」と指摘し、「政府はライドシェアを突破口に働き方改革を進めようとしている。絶対に阻止しなければならない」と訴えました。
 また全タク連がライドシェア対抗策として打ち出し、国交省も進めようとしている初乗り距離短縮運賃など11項目の活性化策について、「活性化策で労働条件がどう良くなるのかを示すことは社会的責任。示せないのなら進めるべきではない」「労働条件改善と公共交通の充実で“日本にライドシェアは必要ない”という環境をつくりあげる必要がある」との考えを示しました。

9条を無傷で次世代に

 全労連・小田川義和議長は来賓あいさつで、憲法9条に自衛隊を明記するという安倍首相の改憲案について「献身的に災害救助にあたる自衛隊ではなく、安保法制によって米国の戦争に加担する自衛隊を憲法に明記することになる。“安保法制は憲法違反だ”という主張はできなくなる」と指摘し、9条改憲阻止3千万人署名について「次世代に9条を無傷で残したいという強い思いをぜひ寄せ集めていただきたい」と訴えました。