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国会内決起集会 自交総連代表が衆参30人の国会議員へ要請
2020/02/25

国会内決起集会 自交総連代表が衆参30人の国会議員へ要請

自家用有償運送の拡大は危険


 白タク・ライドシェア合法化につながる自家用有償旅客運送拡大(道路運送法改悪)の阻止をめざす自交総連本部(高城政利委員長)は2月13日、国会の動向を分析し、今後の運動の前進を図るため、国会内での決起集会と議員要請行動に取り組みました。集会には参院議員や関係団体、報道関係者も含めて全体で59人が参加しました。

 13時から衆議院第2議員会館第7会議室で決起集会を開会。高城委員長と武田良介参院議員(日本共産党)がそれぞれあいさつを行いました。続いて「障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会」の市橋博会長が連帯あいさつで、「交通弱者にとって自由化は恐ろしい、安心なタクシーに乗りたい」などと訴えました。
 その後、石垣・舞弓・庭和田各副委員長、冨松常任執行委員が地方報告を行い(=写真)、庭和田副委員長は「自家用有償運送の拡大は、人の命を守るために設けられた二種免許を形骸化させるもので、自家用有償運送では利用者の安心・安全は守られない」と指摘し、自家用有償運送拡大反対のとりくみやライドシェアの危険性について発言しました。まとめとして菊池書記長が情勢報告・行動提起をしました。
 国会議員要請は、2〜3人で1班、全15班をつくり、衆参30人の議員に要請しました。要請の主旨は、(1)地域公共交通活性化・再生法等の一部を改正する法律案のうち、道路運送法の改定に関する部分への反対、(2)「地域公共交通の充実を求める請願書」への賛同、(3)請願書を国会に提出する際の紹介議員になることへの承諾――などです。
 要請班から以下の報告。
◎ 共産・清水忠史衆院議員=要請団を応接間に通し、要請主旨を8分ほど話す。清水議員は、持参した資料について「わかりやすいですね」と話し、紹介議員になることについても快く承諾してくれた。
◎ 国民・小宮山泰子衆院議員(理事)=紹介議員がいない場合、なってもよいと返事をもらった。
◎ 共産・伊藤岳参院議員=丁寧に対応してくれた。こちらの要請内容を理解し、紹介議員になることを了解していただいた。
 安倍首相の「意味のない質問」とした不規則発言の影響で、衆議院は慌ただしく議員がいない所が多く秘書が「議員に資料を渡します」と応対するところが大半を占めました。


要請先
衆議院議員18人
(自民6、公明1、立憲2、共産7、国民1、無1)
参議院議員12人(自民2、公明1、立憲1、共産4、国民3、れ新1)
 (各国土交通委員会委員長・全理事=衆10、参6人を含む)