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広域地連「自交総連関西地連」が発足
2020/03/06

広域地連「自交総連関西地連」が発足 来賓あいさつで祝辞を述べる自交総連本部・高城委員長(2月26日)

大阪・京都・和歌山
危機突破めざし団結


 自交総連の大阪地連・京都地連・和歌山地連が結集する広域地連、関西地方連合会の結成大会が2月26日に国労大阪会館(大阪市北区)で開かれ、綱領と規約、議事運営規定、初年度役員案を全会一致の賛成で決定、関西地連が発足しました。

 大阪地連第77回中央委員会(2月26日、国労会館)に続いて同会場で開かれた関西地連結成大会では、自交総連本部・高城政利委員長、大阪労連・菅(かん)義人議長、大阪交運共闘・南修三議長、日本共産党・辰巳孝太郎前参院議員、和歌山県地評・杉勝則事務局長、京都総評・梶川憲議長が来賓あいさつ。
 自交本部・高城委員長は「地方組織は全国的にどこも厳しい状況下にある。複数の組織が一つにまとまるのは大変だが、要求のもとに団結するのが労働組合。これまでの困難を思えば前向きにがんばっていける」「本部としても引き続き支援していきたい」と激励しました。

京阪和一丸で運動強化

 大阪地連・京都地連・和歌山地連の各組織は関西地連のもとで存続します。関西地連の規約は「各府県単位に、府・県協議会を設置する。府・県協議会は、当該府・県内において対外的に府・県地連を名乗ることができる」としています。
 11月に開く大会まで、関西地連の役員は大阪・京都・和歌山各地連三役が暫定的に務めます。
 関西地連三役(暫定、敬称略)
 委員長=福井勇(大阪地連委員長)
 副委員長=吉村勇路(京都地連委員長)・吉田栄二(大阪地連副委員長)・佐野至則(和歌山地連委員長)
 書記長=庭和田裕之(大阪地連書記長)
 新役員を代表してあいさつを行なった福井委員長は「苦境にくじけず踏ん張ってこられた京都、和歌山のなかまに敬意を表したい」と述べ、会場は大きな拍手に包まれました。
 吉村副委員長は「ライドシェア問題は非常に厳しい状況になっている。自家用有償旅客運送の拡大を許してしまうと全国に飛び火する。ここが正念場と考えて運動を強化していきたい」と決意表明しました。