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京都総がかり 生の声
2022/07/06
乗場の改善と接客不良
「本当にどうにかして」
クレジットの手数料や事故弁償金をタクシー労働者に課す事業者がまん延する京都の労働実態の改善に向け京都総評(梶川憲議長)と京都地連(福田徹委員長)は6月9日午前、JR京都駅烏丸口前を皮切りに府内南部(伏見区内、桂川、長岡京)を中心に夕刻まで、組織拡大に向けた総がかり宣伝行動に取り組みました。
今回は、伏見区でも人通りの多い東大手筋と西大手筋の商店街前で声をあげました。同所では、タクシー業界の実態を知らない市民が多いのか立ち止まって聞き入る人が続出し、組合員らは宣伝と同時にビラやマスクを配布しながら待機するタクシー労働者や利用者と対話し、生の声を聞き取りました。
近鉄京都線・桃山御陵前駅で待機するタクシー労働者は「駅の乗降場を本当に何とかして欲しい、市民が利用できるまともな乗場がなく、市が新たに設置する乗場は不便で利用者が使わない」と吐露していました。
また、5月31日の総がかりでは、山科駅で高齢の女性が「タクシーを良く利用するのですが、『ケタ落ち(千円以下)』と言ってモノも言わず荒っぽい運転をする個人タクシーが多い、何とかして」と懇願されるなど、京都のタクシーを取り巻く現状は、問題が山積していることが伺えます。