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本部・第47回大会 RC全面解禁阻止へ力を結集 自交労働者の暮らしと権利を守る
2024/11/05
「ライドシェア反対」のタオルを掲げ団結頑張ろうで気勢をあげる自交総連のなかまたち(16日、全労連会館で)
向こう1年の闘いが自交産業の帰趨を決める
自交総連(庭和田裕之中央執行委員長)は10月15〜16日、東京・全労連会館で、「ライドシェア全面解禁阻止、力を結集し、地域公共交通を守ろう」をスローガンに第47回定期大会を開催。2024年度運動方針をはじめとする全議案が満場一致で採択されるとともに、新年度役員を選出し、向こう1年総力を挙げてたたかう決意を固め合いました。
コロナ禍を経て本部定期大会は、5年ぶりに完全リアルでの実施となり、来賓として全労連の秋山正臣議長、交運共闘の石橋覚副議長、顧問弁護団の中村優介・林治・小賀坂徹弁護士の各氏が臨席し、12地方から52人が参加しました。
大会では、中央執行委員長あいさつ、秋山議長、石橋副議長、中村弁護士から来賓あいさつを受け、日本共産党の連帯メッセージを読み上げました。
その後、庭和田委員長(欠席した城政利書記長の代理)が2024年度運動方針を提案し、質疑討論として、9地方13人が発言しました。
大個労立ち上げ奮闘中
一般討論で、荒木代議員は「4月19日、自交総連の運動に賛同するなかまと大阪個人タクシー労組を発足し、大阪地連に加盟した。大個労を立ち上げた大きな理由は、平和運動とライドシェア問題。いま、ライドシェア全面解禁の阻止に向けて、署名活動を行っていると、『頑張ってね』とよく言われるようになったが、がんばらなあかんのはみんな一緒でしょというのが本音。一人でも二人でもなかまを獲得できるよう続けていきたい」と述べました。
デタラメ発言許せない
2日目の総括討論で、黒井代議員は、深夜に維新の吉村知事の動画を見て血圧が上がったのでみんなにもお裾分けしたいとし内容を以下のように紹介。吉村知事は「ライドシェアが出現し、タクシーはまずいなサービスを良くして給料を増やさないといけない。今大阪のタクシー運転手さん増えてるんです、ライドシェアとタクシー業界が切磋琢磨することは本当に大事なんです。タクシー労働者が増え、給料も増えてきた」と、とんでもないことを言っている、本当に許せないと憤り、維新の新自由主義的な政策や関西万博の問題点を報告しました。
一般、総括討論を受け、執行部答弁の後、議案採決が行われ、すべての議案が満場一致で採択され、堀井一也書記次長が「大会宣言」を読み上げ提案し、大きな拍手で採択されました。