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京都共同闘争 市民はアプリ配車のタクシーと白タク・RSを「混同」している
2025/03/07

京都共同闘争 市民はアプリ配車のタクシーと白タク・RSを「混同」している マイクを手に呼びかける昌栄会の田中理事長と全自交京都の成田書記長駅(京都駅烏丸口で)

RS使う側もドライバーもメリットない


街頭アンケートやQR付きポケットテッシュを配布

 「ライドシェア全面解禁阻止」の一点共闘で始めた「共同闘争」は第12波を数え2月19日午後、JR京都駅烏丸口と四条烏丸で総勢20人が横断幕を掲げ、京都タワー前ではシールを貼付する街頭アンケートを実施。この日は京都個人の昌栄会、楽友、全自交京都、自交京都のなかまがマイクを握り、「安心・安全な日本のタクシーを守ろう」などと訴えました。


 2月19日午後、京都の個人タクシー6団体(みらい京都、市個人、協京、昌栄会、互助、楽友)で組織される京都個人タクシー団体協議会(会長=洲見雅義・個人タクシー互助協組理事長)と、全自交京都地連(櫻井邦広委員長)、自交総連京都地連(松田隆司委員長)のなかま総勢20人がライドシェア(以下、「RS」)の全面解禁阻止にむけ奮闘しました。
 JR京都駅烏丸口でマイクを握った昌栄会の田中義弘理事長は、「京都タワー前で街頭アンケートとライドシェア反対闘争のユーチューブが見られるQRコードを入れたポケットティッシュを配布していますので、お手に取って下さい」と市民に呼びかけた後、利用者に対するRSの問題点を3つにしぼり指摘しました。
 田中理事長は「1点目がRSは白タクでタクシーではないこと、2点目がRS車両はタクシー車両ではなく自家用車両、3点目がRSは専門職でなくアルバイト、登録するだけで営業ができる。この3点から考えても安心安全な乗り物ではないと言うことがお解りになると思います」と指摘。
 RS運転手になろうと考えている人に対して、同理事長は「1点目は、RSに登録するのは簡単ですが、自家用車にかけている保険ではできない、個人タクシーの新規開業時の任意保険は凄くお金がかかり、RSも同じ。2点目に車両経費が高くつく、3点目がRS運転手はアプリ配車なので、アプリを見ながらナビゲーションを操作しながら運転するが、道交法71条では携帯電話を直視するだけでも違反、それを操作しながら事故を起こせば懲役や罰金が科せられる、こんな危険なアルバイトで儲ける必要性はないのでは」と問いかけ、「RSを使う側、もしくはこれから登録しようとする側にもメリットがあるのか考えていただきたい、京都には『ライドシェアはいらない』という声を一緒にあげて欲しい」と語気を強め呼びかけました。

万博RS24時間運行
解禁に直結する恐れ


 全自交京都地連の成田次雄書記長は、「昨年12月に大阪府・市が関西万博開催期間中の4月から10月まで、大阪府域全域において24時間日本型RSを実施することを国土交通省と合意したと発表しました。日本型RSの趣旨はタクシーが不足する地域での補完とされてきたはずですが、万博24時間RSは、その趣旨を大きく逸脱したものであり、実質的なRS解禁に直結する恐れがあります。ましてや大阪市域のタクシー配車のマッチング率は昨年12月以降ほぼ98%以上になっており、まったくタクシー不足と言う状況にはありません」と現状を指摘し、「大阪府・市に抗議した」と述べました。
 引きつづき各弁士が訴える中、京都タワー前で、街頭アンケート(RSを利用する・しない、RSを知っている・知らない)を実施。若い女性などは、RSとアプリ配車のタクシーを混同していたようで、RSが「白タク」だと分かると、「利用しない」にシールを貼付していました。街頭アンケートの結果は「利用する」(3人)「利用しない」(15人)、「RS知っている」(10人)「知らない」(13人)でした。
 四条烏丸でも同様の宣伝を行い楽友の大澤氏や自交京都の松田委員長らが訴えました。