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2009年01月の記事
バス部会 2009年旗びらき
2009/01/26
さらなる団結で問題解決しよう
大阪地連バス部会(伊藤文男部会長)は1月15日、「2009年旗びらき」を自交会館で開催し、重要課題の解決に向け意志統一しました。
不況悪化で職場環境が変化
冒頭、伊藤部会長が、「世界的な経済不況の悪化で、国内でも派遣切り労働者があふれ、住まいも奪われる状況に追い込まれています。我々の職場環境も大きく変化しています。インバウンド(外国観光客)関係の仕事をしていたバス会社が一般の仕事に大きく入り込み、仕事量にも変化が出ています。
この経済不況の中、韓国・台湾・中国からの観光客が著しく減少し、状況悪化が進む環境を踏まえバス部会は、行政への取り組みや問題を抱えている各単組の問題解決に向け奮闘します。そして総選挙もあるでしょう。今年は、このような厳しい状況の中でも、バス部会を盛り上げていかなくてはなりません。各単組のさらなる団結で、バス部会を支え乗り切っていきたいと考えています」と新年のあいさつを行いました。
争議当事者の意志統一重要
バス部会の重要課題は昨年加入した、みなと観光バス労組の賃金改定問題と、大阪はとバス労組の和泉営業所から、吹田千里ヶ丘への車庫移転問題。そして、中央交通のバスガイド(組合員)へのセクハラ・パワハラ裁判と、会社側が1月19日にバスガイド(組合員)を他部門への異動を行うと通知してきた問題です。
みなと観光では、前回の団体交渉に日本交通の澤社長が出席して、今月21日に新賃金に移行することを確認し、新賃金案を組合が提出して団体交渉を早急に開催することを求めてきましたが、会社側は今月19日まで団体交渉を引き延ばしています。
中央交通では大阪駅・近鉄八尾駅・大国町・社長宅周辺等への街宣ビラまきなどの抗議行動を行うと共に、新たな裁判闘争も視野に入れ、弁護団を3人から5人に強化しました。
昨年の冬季一時金もまだ支給されていませんが1月9日の団体交渉でもガイド(組合員)に対しては運転手の6割の金額しか示さず不誠実な対応が続いています。
討議では、組合が争議をたたかう中で、組合員(当事者)の意思統一と方向性がいかに重要であるかが活発に議論されました。
中央交通・大野社長のイジメに負けない
2009/01/06
セクハラ・パワハラからめて組合つぶし
中央交通(大野準一代表)は1月19日付けで組合員のバスガイドに対し、他部門への配転を通知し、希望退職を募ってきました。
これまでも、松尾運行課長が行なった「セクハラ・パワハラ」を会社側に伝え「不法行為に関しての使用者責任」と「職場環境保持義務」を求めると、会社側は、組合員に対して、ガイド教室の使用を認めず、同課長の間近での事務や、社屋の掃除、草むしりなどを強要し、女子寮からの退去も求めるなど、あからさまな組合攻撃を行なっています。
組合は会社側の新たな攻撃に対処するために、弁護団を5人に増員し、運動として、断続的に駅頭などで宣伝活動を行うため数千枚のビラを作成し配布することを確認しました。
第一弾として昨年12月18日、中央交通の本社がある大国町交差点でのビラ配布を行ないました。