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2010年04月の記事

大阪労連民間部会が中央交通への反撃第2波
2010/04/26

大阪労連民間部会が中央交通への反撃第2波 「なぜ、セクハラ・パワハラM課長を擁護」と糾弾する横断幕を掲げ市民にアピールするなかま(4月9日、中央交通八尾車庫前で)

人格権侵害を謝罪するまで
抗議宣伝行動徹底していく


 大阪労連民間部会(長島一眞部会長)は4月9日、「組織拡大集中宣伝行動」に取り組み、その一環としてセクハラ・パワハラ行為で女性組合員の人格権を侵害している中央交通(大野準一会長)に対する抗議・宣伝行動の第2波を展開、大阪地連からは25人が参加しました。

 今回も大阪労連・川辺議長や長島部会長がハンドマイクで中央交通労組組合員が受けた被害を近隣住民に告発するとともに、「組合員に謝罪し、職場環境を改善するよう求める」要請書を同社に提出しました。

 その後、民間部会のなかまは南海難波駅前に移動。「人権をキズつける言動には厳重抗議を」「(不当解雇されたら)仲間と相談、または大阪労連に電話を」などと書かれた横断幕を掲げ、道行く人々にビラやティッシュで「頼れる組合、大阪労連」への加入を呼びかけました。

組合つぶしに対する抗議・宣伝行動に大阪地連のなかま50人が結集
2010/04/15

組合つぶしに対する抗議・宣伝行動に大阪地連のなかま50人が結集 宣伝行動に駆けつけた大阪地連のなかま(4月8日、高槻市内で)

日本キャリー観光・古木会長は
不当解雇・不当処分を撤回せよ!!


 大阪地連(岡田紀一郎委員長)は4月8日、不当解雇や団交拒否などの不当労働行為とたたかっている日本キャリー労組(有田靖委員長)への支援として、日本キャリー観光梶i古木守会長)に対する抗議宣伝行動を高槻市の同社周辺を中心に展開し、50人のなかまが駆けつけました。

 日本キャリー観光の労働者が不安定雇用(1年契約)や時間外手当・有給休暇の取扱いなどに疑問を抱き、安心して働ける職場をめざして労働組合結成の準備をしていた矢先、古木会長が社員全員を個別に呼びつけて結成の状況を聞き出し、その中心だった有田氏を突然解雇したのは2月9日のことでした。

 解雇を受け、労働者有志は同日夜に日本キャリー労組を結成、翌日会社に対して結成通知を行い、解雇撤回を要求、団交を申し入れました。

 3月2日の第1回団体交渉では古木会長が出席しなかったうえ、会社側は有田氏を執行委員長とは認めず、「(この交渉は)団交ではない」と言い放ちました。また、その後の団交申し入れも無視し続けました。

 さらに会社は南副委員長に対しても7日間の出勤停止処分で攻撃。組合が解雇と処分の撤回を求めてスト通知すると会社は団交に応じる姿勢を見せましたが、解雇と処分の撤回は拒否し、組合つぶしを続けています。

 今回の行動で日本キャリー労組のなかまは7時30分から24時間ストを決行。摂津富田駅前でバス部会のなかまと宣伝行動に取り組みました。

 10時からの会社門前での宣伝行動にはタクシーのなかまも合流。マイクを握った大阪地連・岡田委員長は「会社の一連の行為は憲法28条(労働者の団結権・団体交渉権その他団体行動権)違反だ。悪質事業者に対しては合法的かつ徹底的にたたかっていく」とちからを込めました。続けて日本キャリー労組・有田委員長が支援の謝辞を述べ、「断固たたかっていきます」と決意表明しました。

 要請団が社内に赴き「解雇・処分撤回を求める要請書」を同社・渡辺常務に提出。その際に会社側は4月14日に団交に応じる、と表明しました。