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2014年01月の記事

交替運転者の配置基準に関心示す
2014/01/06

 自交総連大阪地連バス部会(服部一弘会長)は12月24日早朝、北区茶屋町と新大阪駅で、乗車待ちのバス運転者に対して、大阪地連機関紙「ハンドルおおさか」とバス部会加入を呼びかけるビラを配布しました。
 この日、三連休明けの火曜日とあって、一般観光は少なく高速路線バスや温泉地の送迎バスが目立ちましたが、仕事先で会う顔見知りの運転者も多く、出発間近でも窓から手を伸ばしビラを受け取っていました。
 少し怪訝な顔をした労働者も「交替運転者の配置基準」が実質長距離運転を容認している問題点の指摘や、バス部会が国土交通省・厚生労働省に対して、「改善基準告示」の法制化や「交替運転者の配置基準」の改定を求めていることには関心があるようでした。また自交総連の各種共済制度を記載したビラも食い入るように見ていました。
 バス部会は同日、月1回の宣伝行動を各所で行う事も決めました。

喫緊課題は改善基準
2014/01/06

喫緊課題は改善基準 大阪地連バス部会 会長 服部 一弘

 バス部会の14年度の運動の方向性は、大きく二つの柱に基づき進めたいと考えています。
 その一つは昨年8月、バスの重大事故を踏まえて、「交替運転者の配置基準」が示されましたが、その内容は回送距離を含まない1日実車600キロと長時間・長距離運転を容認し、安全を担保できるものとはなっていません。
 「改善基準告示」によって、拘束時間規制がありますが、過労死認定基準以上の時間外労働を認め、労働環境改善のための実効性が伴っていません。この「改善基準告示」を過労死認定以下に改定し、法制化することが喫緊の課題です。
 次ぎに組織拡大。各職場で組合員全体での働きかけが重要。「ハンドル」やバス部会発行のビラなどを活用し、組織外のバス労働者に働きかけることにも力を注がなくてはなりません。