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2009年03月の記事

塾送迎バスのなかまが決起
2009/03/05

塾送迎バスのなかまが決起 結成総会であいさつする類労組・藤本委員長(2月26日、自交会館で)

新たに「類グループ労組」


 2月26日、自交組合の産声が自交会館に響きました。類設計室が運営する、類塾(学習塾)の生徒を送迎するバス乗務員が、自交総連の旗のもとに結集したのです。

 名称は「自交総連類グループ労働組合」(類労組)です。

 類グループバス乗務員は、1年契約(有期雇用)準社員として雇用されていますが、契約更新時に労働条件が一方的に下げられる不利益変更が行われ、入社時に約束されていた正社員にもなれず、いつ解雇(雇い止め)されるのかも分からないために、労働条件改善を要求することもできずにいました。

 組合を結成するにあたり、1年契約(有期雇用)の危険性、会社が行う最悪のシュミレーション解雇(雇い止め)の対応についても弁護士を交え協議を行い、時間をかけてこの日を迎えました。

 類労組から藤本執行委員長・齊藤副委員長・中堀書記長・近藤財政部長・中辺会計監査、大阪地連から岡田執行委員長・満留副委員長・庭和田書記長・松下書記次長が出席して、組合結成総会を10時から自交会館で行いました。

正社員化めざし組合結成を通知

 総会では「正規社員にすること」を柱とする8項目の組合要求を確認。午後から類労組五役と、満留副委員長・松下書記次長が街宣カーで淀川区西中島の類設計室大阪本社に出向き、組合結成通知を行いました。

 同社の岡田類社長に面会を求めましたが、不在との事で、組合が夜中でも待つと申し出ると、松本営繕室長・加藤バス管理部長が対応に出てきました。

 2人に対して、松下書記次長は組合結成通知書・申し入れ書・要求書・団体交渉申入書の説明を行い、類グループ労働組合が結成され自交総連に加盟したことを通知しました。

 そして、自交総連がタクシー・観光バス乗務員を主体とする組合で、労使の問題は基本的に話し合いで解決できると考えていることを伝えました。