バス部会　定期昇給実施各社に求める
2011/01/26

議論するバス部会の仲間 　2011年第１回バス部会（伊藤会長）が１月19日午後、自交会館で行われ、2・1怒りの行動、大阪地連第68回中央委員会役員、春闘要求、争議支援などの議事を討議しました。

　春闘要求の議論では、１日の最高走行キロ500キロ以下、休息時間11時間以上などの基本要求12項目に加え、ドライブレコーダーの設置、年齢・勤続年数に見合った定期昇給の実施を各社に要求することも確認しました。

　単組報告で大阪コンビナートバス労組は、昨年末定期大会で役員が交代し、委員長に金森龍二氏、副委員長に本間直司氏、書記長に山川孝正氏が三役に就任したと報告しました。

　争議報告では、松下担当が中央交通闘争に関し労使の正常化にむけた現時点の取り組み（団交）や現状を報告。また類グループでは、１年雇用契約終了後（09年3月）も委員長は就労していますが、2年連続賃金カットされ、その差額を求める裁判を申し立てると、会社は報復として乗務停止やけん責処分など嫌がらせをエスカレートさせています。

　一方、みなと観光バス労組は、一方的な賃金カットの差額賃金を求め提訴した訴訟の判決が1月18日、神戸地裁であり組合主張が全面的に認められ、21日に最終判断を促す団体交渉に臨むことを報告しました。

　バス部会のなかまは会議終了後、早朝から「1・19怒りの労働者総行動」に奮闘する大阪地連のなかまと合流し、府庁包囲デモに参加しました。

　次回バス部会は、2月22日（火）13時から自交会館で開催します。