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2011年04月の記事
類労組・藤本委員長への報復攻撃続く
2011/04/15
不当処分の次は乗務外し
類塾(運営=類設計室、大阪市淀川区、岡田淳三郎社長)の送迎バス乗務員4人が、不安定な1年契約雇用から正社員化を求めて09年2月に結成した類グループ労組は、一時金不払いや陰湿な嫌がらせで3人が脱退、現在は藤本委員長がひとり奮闘しています。
10年10月、会社が09年に続いて賃下げを強行したため、組合はやむなく提訴に踏み切りました。すると会社は同年12月10日、3年半〜4年も前の事案を蒸し返して藤本氏に7日間の出勤停止処分、10日後には同事案についての事情聴取に対する同氏の言葉尻をとらえて「会社を誹謗中傷した」としてけん責処分を行いました。組合はこの2件についても提訴しました。
さらに会社の攻撃は続き、今年3月14日以降は、藤本氏を送迎バス乗務から外し、駅の清掃や生徒の誘導、各教室〜車庫までの走行時間計測など、基本的に時間外手当がつかない業務への変更を正当な理由も示さずに行なっています。3月21日の清掃業務では集めたゴミの入った袋を持ったまま電車に乗って帰社するよう指示しました(抗議を受けて車での移動に変更)。
組合は4月7日の団体交渉で、「正当な組合活動や提訴に対する報復としか受け取れない。出勤停止・けん責処分に続く不利益扱い・不当労働行為だ」として抗議し、送迎業務に戻すよう求めました。