日本キャリー労組

　日本キャリー労組・有田委員長が同労組結成前に、その動きを察知した会社から不当解雇された事件（2月9日）で、有田氏が日本キャリー・古木会長を相手取り、解雇無効の地位保全と賃金仮払を求めた仮処分申請の第1回審尋が5月7日、大阪地裁民事5部で行われました。

　会社は解雇理由として過去6件の事案をあげていますが、いずれも今期雇用契約（今年3月16日～来年3月5日まで）を締結した2月3日以前の事案で、なおかつ今期は5000円の昇給を行なっていることから、この解雇が組合を嫌悪してなされた不当労働行為であることは明らかです。

　相手方代理人は審議を意図的に引き延ばすためなのか？不誠実にも答弁書を提出しませんでした。そのため実質的な審尋は次回以降に持ち越されました。

　第2回審尋は5月27日です。