　大阪地連は8月19日、会社ぐるみのセクハラ・パワハラ、組合つぶしとたたかう中央交通労組を支援するため、中央交通八尾営業所周辺で抗議宣伝行動を展開。炎天下、なかまは怒りの拳を突き上げました。

　地域住民に向けて宣伝のマイクを握った大阪地連の岡田委員長は、「中央交通・大野会長は自交総連つぶしに狂奔し、その手先になっている松尾運行課長が組合員に対してセクハラ・パワハラを行なっています」「大阪地裁が組合側の訴えを棄却する不当判決を下して以後、原告に対する会社からの陰湿な報復が続いています」と経過を紹介。「中央交通は人権無視を反省し、直ちに労使関係を正常化すべきです」と強調しました。

　また、原告を代表して支援を訴えた中央交通労組・廣田副委員長は「先日、私は会長室に呼び出されました。何の用事かと思ったら会長は世界地図を広げていました。そして、私に“これはどこや、これは何や”と40分以上も問い続けました。私はバスガイドですから、日本全国の勉強がしたいのに、どうして会長の嫌がらせにつきあわなければならないのでしょうか！」と怒りをぶちまけました。

　宣伝と同時に取り組まれた同社への要請行動では、岡田委員長、同地連・池田副委員長、八尾労連・糸賀事務局次長が八尾車庫の事務所に赴き、「セクハラ・パワハラ行為是正を求める要請書」を提出し、早期解決を求めました。