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2007年11月の記事
第2回バス部会
2007/11/15
ワールドキャビン労組初参加
11月6日、第2回バス部会が自交会館で開催されました。新規加入したワールドキャビン労組は初めての参加です。
ワールドキャビン社は、ダイヤモンドの免税店を東京・大阪など5都市で展開する山立商行(東京都新宿区)が設立。主な業務は台湾・韓国からの観光客輸送ですが、旅行の行程にダイヤ免税店を組み込み、大きな収入源になっています。
同労組が自交総連に加入したきっかけは、外国人観光客(インバウンド)を輸送するバス会社の多くが導入している、日当ポッキリの賃金体系です。
同社では1日1万2千円と、無事故手当が1〜2万円付きますが、有休や時間外手当ては支給されません。仕事がなければ収入に直接響くうえ、それを補っていた副収入を会社側が一方的に改悪してきたために、7人で立ち上がりました。
11月9日の第1回団交では、「有給休暇の支給」と「新たな賃金体系を組合と早急に協議すること」を会社に認めさせました。(記事2面)
今回の会議では、新たな展開として国土交通省による1日の走行距離制限の検討が明らかになったうえ、10月29日に出された「貸切バスに関する安全等対策検討会報告」に、権田委員長と松下事務局長が出席したヒアリング(7月30日)の内容の多くが記載されなかったため、要請書と抗議文を同省に送ることを決定し、11月8日に送付しました。
要請書では、「休息期間8時間を11時間に改定」、「交代運転手の配置を22時〜翌朝5時までの間、すべてに適用」と「連続運行2時間以内に15分以上の休憩」を提案し、「1日の走行距離規制500キロ」(1日の走行距離規制=一般道走行距離×3+高速道走行距離)を要望しています。
職場の民主化求あめ立ち上がるバス労働者
2007/11/05
組合結成の通知をした執行部(右2人目から)石田、名幸、岩戸、内氏
自交に新しいなかま
ワールドキャビン労組結成
(株)WORLD CABIN(雛〔すう〕積人代表・泉佐野市住吉町5−1)ではたらくバス労働者は、会社が労働基準法を守らない、有給休暇の未付与、また、未払賃金も発生するなど多くの問題を抱え苦しんでいました。
一部の管理職の独善的な運営で職場には、不満が渦巻き、石田氏を含む7人の労働者が立ちあがり、大阪地連に相談。その後、職場の民主化を求め10月15日、自交会館で組合結成総会を開催し正式に加盟しました。
24日には、結成を通告すると共に団体交渉を申し入れ改善を求めています。
◇執行部
執行委員長 石田 忠司
副委員長 名幸 芳明
書記長(兼)財政部長 岩戸 忠之
会計監査 内 和幸
々 蒲生 安彦