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2008年05月の記事

第79回大阪メーデー
2008/05/15

第79回大阪メーデー 「働くものの団結でくらしを守ろう!」とシュプレヒコールで拳を突き上げる大阪地連のなかま(5月1日、扇町公園で)

なくせ!貧困と格差 ストップ!改憲
福田内閣・橋下府政は庶民いじめをやめろ!!


 1日、大阪市北区の扇町公園で開かれた第79回大阪メーデーには、福田内閣や橋下大阪府知事の悪政に怒る1万人の労働者がプラカードや横断幕を手に参加し、大阪地連のなかま100人も怒りの拳を突き上げました。

 集会の主催者あいさつで植田実行委員長(大阪労連議長)は、松下プラズマディスプレイ社の偽装請負を告発して不当解雇された吉岡力(つとむ)さんが大阪高裁で全面勝利したことや、福田首相が「日雇い派遣は好ましくない」と答弁した国会論戦を紹介し、「労働者派遣法の抜本改正や、“派遣労働者保護法”の制定に向けた情勢が大きく切り開かれてきた」と述べました。そして、貧困をなくすための「車の両輪」として「働くルールの確立」と「最低賃金の大幅引き上げ」に向けて奮闘する決意を表明しました。

 また、くらし・福祉・教育を削って財政縮減を進める橋下府政について「大阪府解体、道州制への道を開くものであり、政府財界の思惑と一体だ」と指摘して府民運動のさらなる強化を訴えました。

 日本共産党の吉井英勝衆議院議員は、前日の国会で2兆6千億円ものガソリン税など増税が福田内閣および自民・公明の手で行なわれたうえ、「今年の秋には消費税の大増税をやろうとしている」として、「まさに大増税路線の始まりだ。怒りを込めて糾弾したい」と指摘。「国民が主人公の、まともな日本をめざしてがんばりぬきたい」と決意を述べました。

 集会が「憲法を守って、労働者・国民の生活改善などの諸要求を実現するために意気高く前進していきましょう」との「大阪メーデー宣言」を満場の拍手で採択して終わると、デモが3コースに分かれて出発。大阪地連のなかまも岡田副委員長のリードで「タクシーの規制緩和は失敗だ!」「悪質企業第一交通糾弾!」などとシュプレヒコールに声を張り上げました。

 デモ終点の西梅田公園で権田委員長は、バス部会のなかまが多勢で参加したことを紹介した後、「08春闘の1日も早い決着をめざして奮闘しよう」と檄を飛ばし、最後にガンバロー三唱で締めくくりました。

利用者から見たJRの安全性
2008/05/07

利用者から見たJRの安全性 JRの問題点を出し合うパネラー 視覚障害者

弱者の視点で


 福知山脱線死傷事故から3年――。安全輸送の確立、JR採用差別事件の早期解決を求める集会(建交労・国労共催)が4月26日午後、北区民センターで行われ、利用者の視点でJRの問題点と安全輸送のあり方を議論しました。

 国労近畿地本の居川委員長は冒頭、福知山脱線事故で亡くなられた犠牲者への哀悼の意と、負傷者へのお見舞いを述べ「事故を風化させてはならない」と語気を強めました。


 また、「ハード対策ができた」とするJR西の社長発言を引き合いに出し、技術の継承やマンパワーの不足など問題が山積みであることを明かし、「安全を守れる企業にするため、国労としてがんばっていきたい」と述べ、引き続き同西日本本部の葭岡(よしおか)書記長が経過を報告しました。

 労働者と利用者のシンポでは、立命館大学の近藤准教授がコーディネイターを務め、新日本婦人、障害者を守る全大阪連絡協議会、全大阪消団連、国労近畿地本の各代表が意見を述べました。

 視覚障害者の千田さんは「人的サポートが必要な私たちにとってマンパワーの不足は大変な問題、JRは何よりも安全面を重視して欲しい、また視覚障害者の体験をし施策に反映してもらいたい」と意見しました。

 飯田(消団連)さんは「個人の責任を追及するのではなく、組織としてどうしていくのかが問われている」とJRの方向性に疑問を呈し「安全を考える上で健聴者でなく弱者に合わせるべき」と述べました。

 近藤さんは「安全、従業員の労働条件、利用者の三位一体が重要で、形通りの対応や点数制(リスクアセスメント)などのやり方は問題です」とまとめました。