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2016年08月の記事
労使共同闘争「タクシーの日」に合わせ
2016/08/26
白タク・ライドシェアの危険性を市民にアピール
大阪タクシー協会(三野文男会長)と在阪労働5団体は8月5日、「タクシーの日」にあわせ、府下6か所で「白タク・ライドシェア阻止」の共同闘争を行いました。
三野会長をはじめ大阪タクシー協会の正副会長ら幹部は、連合系の組合とともに北区の阪急三番街・紀伊國屋書店前で、500円の共通乗車券付きうちわと「危険な白タク・ライドシェア合法化は認められません」としたビラを市民・利用者に配布しました。
自交総連大阪地連(秋山民夫委員長)は、三役と常任執行委員ら7人がJR天王寺駅北口で大タ協理事らとともに、共同でうちわやビラ入りティッシュ900人分を配布し市民に協力を求めました。
宣伝前のあいさつで同協会の岩城秀行理事(北港タクシー)は、「ライドシェアに対抗していくにも運転者の協力や利用者に支持されなくては、タクシー不要論にまで発展しかねない」と警鐘を鳴らし、組合側に協力を求めました。
秋山委員長は「私たちは少なくとも月に1回、ライドシェア反対の宣伝行動を各所で行なっているが、現場の関心は低い、労使共同でもっとアピールしなくてはならない」と応えました。
この日、酷暑も相まって参加者らは汗びっしょりになりながら、ライドシェアの危険性を市民に訴えていました。宣伝を終え、大岡理人理事(南タクシー)は「今後とも労使が共同してライドシェアの阻止に向け頑張っていきましょう」と締め括りました。
ライドシェア合法化で巨額の儲けを狙う新経連
2016/08/08
酷暑の中、機関紙とビラを配る組合員たち(21日午前、新大阪駅で)
儲けのためなら
安心安全二の次
大阪地連(秋山民夫委員長)は7月21日、「白タク合法化阻止」宣伝行動に取り組み、20人が参加。新大阪駅〜京阪・寝屋川市〜香里園〜枚方市の各駅で市民や乗務員に向けて、白タク・ライドシェア導入を政府に働きかける新経済連盟の一連の動きについて、ライドシェアが導入された場合、具体的に市民・利用者が被る危険性やその問題点を指摘し、協力を呼びかけました。
道運法改正求める推進派
秋山委員長、福井・吉田副委員長らは、ライドシェア導入を推し進める新経連が、政府の諮問機関である規制改革会議や産業競争力会議等を使い「道路運送法」の改正を求め、巨額のビジネスチャンスを狙っていると指摘し、「(手数料を取り後は知らないという)彼らの発想は危険。合法化し一端ライドシェアを許してしまうと、女性が深夜に一人で安心して乗れる日本のタクシーを壊すことになる」と語気を強め、反対運動への協力を呼びかけました。