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2013年05月の記事

未来都労組八尾支部が総会ひらく
2013/05/27

未来都労組八尾支部が総会ひらく 八尾支部結成の経緯を説明する未来都労組・吉田委員長(5月15日、八尾市内で)

たたかう労働組合への共感拡がる 新たに13人加入
地域と連帯して生活守ろう


 4人で3月20日に結成した未来都労組八尾支部(久村英生支部長)は新たに13人のなかまを迎え入れ、5月15日に八尾市内で総会を開きました。

 未来都労組・吉田栄二委員長は、八尾支部結成に至る経緯を説明。労働者が持っている権利に基づいて賃上げ・労働条件改善などを会社に要求する、そしてモノを言う労働者への嫌がらせを跳ね返すなど労働組合本来のあり方を説くとともに、同労組の規約では全組合員の平等をうたっていることなどを紹介し、よりいっそうの組織拡大を呼びかけました。
 久村支部長は「賃率引き下げ、一時金改悪などで未来都の労働者は生活が脅かされている。さらにアベノミクスによる物価上昇で利用者が減っていく状況だが労働条件を少しでも改善して生活を守りたい。みんなで話し合って会社に要求し、消費税増税にも反対していく。1人でも多くの方に賛同していただき、組合員を増やしてがんばっていく」と決意を述べました。
 来賓あいさつでは八尾労連・大関議長が「たたかうなかまを迎え入れることができて喜んでいる。八尾メーデーの各団体1分間アピールでは未来都労組が一番拍手が多かった」として、八尾で新しく労組が立ち上がったことに地域からも声援が送られていることを紹介、連帯してたたかう決意を述べました。

大阪地連2013年度安全運転実態調査・結果まとまる
2013/05/27

消費不況脱却の光みえず
このまま消費税増税すれば業界崩壊は必至


 大阪地連が4月20〜26日の1週間実施した「安全運転実態調査」の結果がまとまりました。この調査はタクシーの過酷な労働実態を明らかにすることを目的に、1979年から毎年実施しているものです。今年度は例年と異なり、営収の営業所平均が調査車を下回る結果になりました。

 調査には6単組(関中旅守口、関中交、朝日、大阪東洋、大宝、国際タ)のべ73台が参加。調査車は出入庫時間や休憩時間など各労使で定めた労働条件を守り、安全運転に徹して営業を行い、営業収入や走行距離などの平均を通常営業(営業所平均。以下、通常車)と比較します。
 タクシー活性化法施行(09年)による走行距離、運転時間の規制強化以前の調査では、低賃金を補うため過重に働く通常車の営収・走行距離が調査車を大きく上回るのが通例でしたが、近年では差がほとんどなくなっています。
 今回の調査では、1週間のうち5日で通常車の営収が調査車を下回りました。走ろうにも走りようのない市場が垣間見えます。
 通常車営収の期間平均29954.5円は5年連続の3万円割れ。“アベノミクスによる好景気”などという御用マスコミの報道とは裏腹に消費不況が続いています。このまま消費税増税が強行されたら、現在でもギリギリの生活、ギリギリの経営を強いられているタクシー労使が持ちこたえられなくなるのは必至です。
 調査にご協力いただいた6社労使に感謝いたします。

関ブロ未組織宣伝キャラバン隊に寄せられた懸念の声
2013/05/07

関ブロ未組織宣伝キャラバン隊に寄せられた懸念の声 京阪山科駅で宣伝・対話に取り組む大阪・京都両地連のなかま(4月18日)

運賃改定で減収に?
消費税増税どうする


供給過剰是正を急げ

 自交総連関西ブロック(秋山民夫議長)が4月17〜18日に京都府・滋賀県内で取り組んだ「未組織宣伝キャラバン」で特徴的だったのは、京都の運賃改定に対する乗務員の関心の高さでした。中でも運改による減収を懸念する声は消費税増税をめぐる運賃論議に重なります。


 京都の運改申請では、利用者の乗り控えを防ぐために初乗り距離を短縮して初乗り料金を下げ、値上げは爾後料金で行うことから“短距離利用が多い地域では結果的に賃下げになるのではないか”と懸念する声が地元乗務員との対話の中で多く聞かれました。一方で「初乗り値下げで新たな需要が生まれるかもしれない」と期待を寄せる声もありました。
 消費税増税が私たちの反対を押し切って来年4月に実行される場合、同様の議論が全国のタクシー業界に拡がる可能性もあります。事業者団体はいま、税率アップからの除外、あるいは軽減税率の導入に向けた要望活動に力を注いでいますが、最悪の場合に運賃をどう対応させるのか、方針を明確にしていません。
 アベノミクスでは庶民の消費購買力改善など期待できず、運賃に増税分をそのまま転嫁すれば利用者激減は必至、転嫁しなければ事業者がつぶれるか、乗務員がつぶされるかのどちらかです。消費税増税を阻止するための労使共同の取り組みとともに、最悪の場合の運賃対応について労使で協議する必要があります。
 何よりもまず需給バランスを是正しなければどんな運賃対応も功を奏さないのは言うまでもありません。