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2008年02月の記事

第65回中央委員会 現状変えるため政策闘争に全力
2008/02/25

第65回中央委員会 現状変えるため政策闘争に全力 権田闘争委員長の決意表明を受け、大阪地連に団結してたたかうと意思統一しがんばろう三唱する大阪地連のなかまたち(19日午後、ウェルサンピアなにわで)  大阪地連(権田正良委員長)は19日、『変えよう現状の大阪 なくそう貧困と格差社会 なかまの団結で要求実現 08春闘』をスローガンに第65回中央委員会を大阪市住之江区内で開き、「政策闘争に全力をあげる」とする08春闘方針を全会一致で決定しました。

運動は“積みかさね”


 中央委員会は石田氏(関中自労組)の司会で開会し、中鼻氏(日本城労組)と後藤氏(商都労組)の両氏を議長に選出しました。

 権田委員長のあいさつに続いて来賓あいさつに立った自交総連本部の小林書記次長は、今村本部書記長が交通政策審議会のタクシー小委員会やワーキンググループに参画できるのは、国会や関係省庁に対するたたかいの成果であるとして、「やはり運動、たたかいは積みかさねです」と強調しました。

 そして、大阪労連の山崎副議長からも「力を合わせ共に闘おう」と激励のあいさつが述べられました。

 庭和田書記長代行は、規制緩和による車両数過多やバラバラ運賃が改まらないために、企業内個人タクシーなどの悪質事業者やチャブリ・白タクのような悪質乗務員が横行している実態を踏まえ、「まじめな運転手さんがバカを見るような業界は絶対に変えなければならない」とちからを込めました。

 また、経済闘争について「ままならない部分がどの職場にもあると思いますが、政策闘争が進めば経済闘争はついてきます。08春闘では政策闘争を全面的に、執行部を先頭にたたかっていきます」と、方針を示しました。

 午後から8人が討論で発言し執行部答弁の後、08春闘方針案ほか3本の議案が全会一致で採択され、権田闘争委員長は「昨年に引き続き08春闘も、政策的集団交渉を追求して大阪のタクシーの再生をめざすと共に、観光バスの労働条件を変えていくために全力でがんばっていきたい。春闘は要求を出すことで始まります。交渉しないことには、労働条件は良くならない。皆さん、要求書を出しましょう」と呼びかけました。

「新ワンコイン交通」許可取り消し
2008/02/15

道運法の厳格な適用で“名義貸し”排除せよ


 近畿運輸局が1日、「新ワンコイン交通」(大阪市大正区、10台)の事業許可を取り消しました。

 2日付け読売新聞によると概要は次の通りです。『過去4回の監査で、違反行為が延べ50項目に及び、新規参入を容易にした02年の規制緩和に伴って導入された累積違反点数制度の処分基準に達した。同制度による取り消し処分は全国初(中略)運輸局は「長時間労働を隠そうとした疑いがあり、改善がみられないと判断した」としている』。

 違反内容は、乗務記録や運行記録計の改ざんなど多岐に渡っています。悪質事業者への処分は当然ですが、事業許可取り消しを前に胡散臭い動きがあったことは周知の事実。「雇用偽装による費用丸なげ、消費税逃れ」「営業車の持ち帰り」などの企業内個人・オーナーズ制や違反逃れの事業所開設など本質的な問題点ついてメスが入ったわけではなく、今回の処分は氷山の一角に過ぎません。

 大阪地連は近畿運輸局に対し、法違反の実態調査結果を示したうえで、「道運法33条を厳格に適用し、企業内個人・オーナーズ制を排除」するよう求めていますが、局はいまだに具体的な動きを見せていません。

関西ブロック未組織宣伝
2008/02/15

関西ブロック未組織宣伝 「今回の運賃改定は労働条件改善が目的、これは行政、業者が利用者に公約した事、守る責任がある」と述べる石原氏(左)=(2日、和歌山駅で)

運賃改定の公約反故にするな


和歌山の事業者スライド導入企む

 関西ブロックは2月3日午前、近畿圏でいち早く運賃改定が行われた和歌山県の実態と自交総連への加盟を呼びかけるため、南海和歌山市駅とJR和歌山駅(東口・西口)で、未組織労働者と市民に対して宣伝行動を行いました。


 和歌山のタクシーは、昭和46年に“黒潮国体”の愛称で行なわれた和歌山国体で増車され、以降減車されなかったことで、ずっと供給過剰で推移しています。

 80年代に財界トップの土光氏、政界トップの中曽根氏(自民党)が推し進めた行財政改革路線いわゆる規制緩和政策で、タクシーも02年2月1日から「改正」道路運送法が施行され、全国各地で自交労働者の生活は惨たんたる状況に追い込まれています。

 この日、関西ブロックの石原事務局長(京都地連書記長)と大阪地連の堀川副委員長は、「和歌山でも昨年運賃改定が行われましたが、今回の運賃改定は国土交通省も通達を発して『タクシー労働者の労働条件改善が目的』とし、行政も事業者も利用者に対して公約した運賃改定です。ところが和歌山の事業者は舌の根も乾かない内に、運賃改定に伴うスライド賃金(事業者が増益分を取り込むため足切りの増額や歩率減)の導入を企む事業者が出てきている。これは利用者に対する背信行為である」と不当性を訴えました。

 宣伝の中で某社の乗務員(65歳)は、「和歌山地域は昨年運賃改定が行われ、大阪のようなこと(バラバラ運賃、5・5遠割りなど)にはいまのところなっとらんが、とにかく営業収入があがらんわ」と述べ、「わしはアルバイト(?)なんやけど、週6日、1日あたり12時間働いて1万円あがるかどうかやで。賃率は30万円以下45%、30万円以上50%や。悪いところは30%の所もあるわ」と話しました。

 総じて和歌山のタクシー労働の一番の願いは、大阪と同じで大幅減車でした。

三和交通事件府労委第2回審問
2008/02/05

三和交通事件府労委第2回審問 傍聴支援に駆けつけたなかま(24日)

会社側しどろもどろ


 1月24日、三和交通労組(十河広勝委員長)が三和交通(新家照正社長)の不誠実団交および組合つぶしについて、大阪府労働委員会に救済を申し立てていた事件の第2回審問が同所で行なわれました。

 今回は会社側(守山代理人・大谷次長)の質問に十河委員長が答える形で行なわれましたが、質問に前回の組合側証言を覆すような鋭さはなく、時おり質問の段取りが狂って中断するなど、準備不足を露呈。持ち時間を大幅に余らせ終了。

 終了後、申立人側補佐人の大阪地連・権田委員長は「会社側は質問するほどウソがばれるという図式なので、短時間で終えざるをえません。今回の審問で勝負がついた感じがしました」と話しました。

 十河委員長は傍聴支援のなかまに謝辞を述べ、「会社側はしどろもどろです。あと2回、精一杯がんばりますのでご支援をお願いします」と述べました。

2・1怒りの行動 200人が近畿運輸局に抗議
2008/02/05

2・1怒りの行動 200人が近畿運輸局に抗議 「近運局は白タク、チャブリ何とかせよ」と怒る組合員

悪質事業者乗務員排除せよ


 タクシーの規制緩和実施から丸6年を迎えた2月1日、大阪地連(権田正良委員長)は近畿運輸局交渉や同局前での座り込み抗議などを「2・1 怒りの行動」として取り組み、200人が参加しました。

 行動は午前8時15分、近畿運輸局前での早朝宣伝からスタート。規制緩和による労働条件の悪化でタクシーの質が低下、チャブリ(客引き)や白タクが横行し安心・安全が脅かされている大阪の実態を告発したビラ1500枚を配りました。

 局交渉・座り込みの前に行なわれた集会で権田委員長は「行政判断の誤りで大阪のタクシーは無法状態と化しています。タクシー再生を担うたたかいを、今後とも粘り強く展開していきたい」とあいさつしました。

 局交渉では「タクシー輸送の安心・安全を確保するための要請書」と、年末に行なったチャブリ実態調査の資料を提出し、「白タクやチャブリの一掃」「5千台以上の減車」「巧みに偽装する企業内個人タクシーの名義貸しの是正」などを強く求めました。

 今回の行動には、大阪労連の植田議長、大阪交運共闘の仲議長と谷端事務局長、京都地連の石原書記長が支援に駆けつけ、激励と連帯のあいさつを行ないました。